片岡メリヤスよる新作個展「人体解剖展」が開催 -ぬいぐるみで人々を魅了するアーティスト-
- Takebe Yuta

- 2018年4月9日
- 読了時間: 3分
片岡メリヤス|人体解剖展
MERIYASU KATAOKA “HUMAN ANATOMY SHOW” at VOILLD 2018.4.6 Fri - 4.29 Sun
ぬいぐるみ、動くおもちゃ、光るおもちゃなどの作品で人々を魅了するアーティスト、片岡メリヤスよる新作個展が4月6日から4月29日までの間、東京中目黒のVOILLDにて開催されている。

片岡メリヤスによる新作個展「人体解剖展」がVOILLDで開催される。本展は2016年に開催された個展「モーターショー」に続く、VOILLDでは二度目となる展覧会。
ファブリックを用いたぬいぐるみ作品を中心に、おもちゃや木、時には機械や陶器など、様々な素材を掛け合わせ多彩な表現で作品を制作し続けている片岡メリヤス。ぬいぐるみだけにとどまらず、ドローイングや彫刻、家具、異ジャンルのアーティストとのコラボレーションなど、幅広く活動を展開している。片岡メリヤスが作り上げるふわふわとして柔らかで、優しくかわいらしい表情をもった作品群は、一つ一つが個性的なキャラクターを持っており、まるで生きているような生命力やぬくもりを感じさせる。大人になりいつの間にか忘れてしまっていた、子供の頃に夢中になっていた遊びや、夢を描く楽しさが、片岡メリヤスにより命が吹き込まれた作品によって、懐かしい感覚として呼び起こされる。その作品群は「ぬいぐるみ」という概念を超えて、世代と共に変化していってしまう、私たち自身の興味の対象や、物への愛着に対する思考に訴えかけてくると共に、忘れていた感情や大切にしていた時間に、改めて目を向ける機会となってくれるかもしれない。
本展では、近年、片岡メリヤスが着目し興味をもった「人体」という大きなテーマを、ぬいぐるみでどのように表現できるかに迫り作品が制作され、今までの片岡メリヤスの作品とは相反する質感をもった「人体」をモチーフにした時、一体どんな化学反応が起こるのかという新たな挑戦ともなっている。会場ではぬいぐるみをベースにした立体作品を中心に、ドローイングの平面作品など約100点を展示予定。また、本展に合わせて新たに展開される、新作の作品をあしらったオリジナルアイテムの販売も予定している。
<アーティストプロフィール>
片岡メリヤス|Meriyasu Kataoka
2011年から片岡メリヤスとして活動を開始。
主にぬいぐるみ、動くおもちゃ、光るおもちゃなどを制作。
飾るだけではなく、遊べて愛のあるぬいぐるみを作る。
オリジナルの人形劇を各地で上演。
2014年末から、漫画「片岡おへんろ」を展開中。
現在活動休止中のバンド「むせいらん」のベースボーカル担当。
instagram:@kataokameriyasu
片岡メリヤス「人体解剖展」
MERIYASU KATAOKA “HUMAN ANATOMY SHOW”
会期:2018年4月6日(金)~4月29日(日・祝)
開廊時間:水-金 14:00〜19:00、土日 14:00〜18:00
休廊日:月曜日、火曜日
会場:VOILLD(ボイルド)
〒153-0042 東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台B1F
アクセス:東京メトロ日比谷線・東急東横線「中目黒駅」出口より徒歩12分、東急田園都市線「池尻大橋駅」東口より徒歩8分
主催・企画:VOILLD
協力:DUDE inc.
お問い合わせ:contact@voilld.com
WEB:www.voilld.com


































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