top of page
Featured Posts
愛してやまない一足。

愛してやまない一足。

10月28日
読了時間: 11分

皆さんこんにちは。ASOBINoBAの成雅です。


前回のHANSのMA-1 Blog、大変多くの方に読んでいただきました。

反響も多くいただきまして、サイズ欠けもチラホラと。


Blogをアップロードした後お客様から、

このBlog読みました!だったり、これ欲しいです!という声も多くいただくと同時に、

ブランド様より個人的にメッセージをいただく機会が多いです。

僕としては無我夢中でどんどん書き進めるような商品を作ってくださり感謝しかないのですが、

それ以上にブランドの皆様より「作ってよかった」の声をたくさんいただきます。

何とも光栄なことだなと思いながら、より一層気合が入るような感覚です。


小さい頃から何かと自分の知識や見識を語りたがる癖があります。

何か新しい発見や面白いことがあるとすぐ人に話しては、さらにどんどんその知識をどんどん深掘りする。

ゲームから始まり、バスケ、ワンピース、世界の国々、マーケティングなど様々なことを深掘りした先にあったのがファッションでした。

僕にとってこのBlogや店頭でうるさいくらいにお話しさせていただいているのは、全てが楽しいから。

何より深掘りしたその先にさらに面白いものが広がっていることを子供の時から信じているから。


これからもそれを信じて、バカみたいにファッションを語り続けようと思います。


ということで今回はBlogを書き始めて初となる海外のブランド。

SINE&COSINE FW26について書かせていただきます。


最高ですよ。


ASOBINoBAのラインナップにとして唯一のレザーシューズブンドでもあるSINE&COSINE。

ラグジュアリーレザーシューズブランドであるSINE&COSINEは、オランダの首都アムステルダムを拠点とし、

二人の数学者が独自の計算様式と歴史的な背景を融合させ、SINE&COSINEにしか作れないような、

独創的でミニマルなレザーシューズを全てポルトガルの職人によるハンドメイドで作るブランドです。



アムステルダムといえば水の街。古くから運河が整備され、街全体が水とともに生きています。

街が運河で整備されているため、ヨーロッパにおける重要な貿易都市の一つに数えられ、

様々な文化、思想が入り混じる街として知られています。

実は僕自身が行きたい街ランキングにおいて1、2を争うほど、アムステルダムという街に憧れを持っています。豊かな街並みに、広大な自然。

大学時代、僕の尊敬する教授がアムステルダムに繋がりを持っており、真面目に勉強すれば、もしかしたら連れて行ってくれたのかもしれません。大学時代のほとんどは服に費やしてしまったのですが。(後悔なし)

将来は必ず行きたいと思っています。


アムステルダムでデザインしたものを、オランダから少し離れた国、ポルトガルで高い技術力を持つ職人が、一つ一つハンドメイドで作っています。

ポルトガルの革靴と聞いて、多くの人はパッとしないと思います。ヨーロッパにおいて、革靴と聞いて思い浮かぶのがイタリア。

多くのブランドはイタリアで物作りをし、人々はそれを追い求める。

僕自身も初めて買った革靴は"Made in Italy"のモカシンのシューズでした。


ただ、ポルトガルにもイタリアと同等の技術力があります。

1970年代においては、イギリスやフランスの多くのブランドがイタリア並みの高い技術力を有しながら、比較的安価に革靴を製造できるとして、Made in Portugalのものが多く作られました。

ですが、ポルトガルはマーケティングがあまり上手ではなく、時代に少しずつ取り残されていくような格好となりました。


良いものを作るだけではモノは売れない。

憎いですが現代社会におけるモノづくりの難しさを感じます。


そこにSINE&COSINEは目をつけました。

独創的でミニマルなレザーシューズを作る上で、高い技術力は必須のものです。

そのような背景から全てのアイテムをポルトガルの職人によるハンドメイドで作り出し、比較的安価(高い買い物ではありますが)に、SINE&COSINEにしか作り出せないアイテムを出しています。


アイテム一つ一つが見惚れるほど美しいです。

使われているレザーの質も世界でも最高峰のものを使いながら、歩くたびにそのレザーのしなやかさや品の良さを感じます。



今回ASOBINoBAが仕入れたのは全5型。

そのどれもが美しく、甲乙つけがたいのですが、その中でも特段紹介したい、2型を紹介します。


1つ目は、"FRANCO DERBY - HORSE BLACK"

馬革を使用し、斜めに美しい曲線を描いたシューレースとキューバンヒールを持つ、エレガントな一足です。



ホースレザーはカウレザーと比べ、薄手でしなやかな性質を持ちます。運動量が多い動物であるため、

薄手でも強度があります。

その革を一枚革で丁寧に形作りながら、シューレースで繋ぎ合わせるというこれぞハンドメイドにしか作れないアイテムだなと感じます。


また、キューバンヒールとはキューバのダンサーがよく履いていた、高いヒールを保ちながら安定性のあるもの。キューバのダンスといえば、僕はウエストサイドストーリーのマンボを思い出します。

自身の感情を情熱的なダンスで表現するのに、このキューバンヒールは必須のものでした。

ウエストサイドストーリーは僕が見てきた映画の中でも特に印象に残っているので是非。

ラブストーリーとミュージカル的要素の掛け合わせはとてつもなく良いですよ。


エレガントではあるものの、その革の上品さと無駄を削ぎ落としたミニマルな作り。

SINE&COSINEを表現する上で欠かせないピースです。



FRANCO DERBY - HORSE BLACK

SIZE 41,42

PRICE 145,200(tax in)

【26AW】SINE COSINE FRANCO DERBY - HORSE BLACK
¥145,200.00
購入する

2つ目は、PACO / BOOTです。

これは特にオススメです。




今季は、水牛のレザーを配した BUFFALO BLACKとラムレザーを配した LAMB ASH GREYの2種類の素材使いとなります。

僕がおすすめする理由は経年変化です。実はBUFFALO BLACKを今年の四月に購入し、

半年ほど履きました。その経年変化の美しさと言ったら。

まずは写真から。


新品→半年後
新品→半年後

この経年変化最高です。


特段何か意識することなく、日々履き続けただけでこれです。

このシボ感が半端なく好きなんですよね。履く前に必ず眺めてから履き、脱ぐ時も変化を見ながら脱ぎます。


水牛のレザーは油分を多く含むため、履くごとに表面の油分が浸透し深くシワが刻まれます。

その性質に対してレザーは柔らかく、歩くごとに馴染みながら美しく、自分の足からしか生み出されない経年変化となります。

さらに履いてみて思うのは、インソールが柔らかくふんわりとしたものを使用し、キューバンヒールの安定性があるので、本当に歩きやすい。僕自身普段から結構外に出て歩くタイプなのですが、ストレスフリーで使い続けることができました。

これはリペアしながら履き続けるであろう一足になりそうです。


PACO / BOOT - BUFFALO BLACK

SIZE 40,41,42,43

PRICE 147,400(tax in)

【26AW】SINE COSINE PACO / BOOT - BUFFALO BLACK
¥147,400.00
購入する

デニムに合わせるのもよし、スラックスに合わせるのもよし。これはかなり重宝できる一足です。

同じ型のLAMB ASH GREYも滑らかなラムレザーで、かなり良さそうです。

これはぜひいろんな方に試していただきたいです。



PACO / BOOT - LAMB ASH GREY

SIZE 40,41,42,43

PRICE 147,400(tax in)

【26AW】SINE COSINE PACO / BOOT - LAMB ASH GREY
¥147,400.00
購入する

────────


ここからは一旦店主であるタケベから

ちなみに今回は同じ型ではありますが、バッファローレザーとラムレザー、それぞれの素材が持つ特徴や、履き込むことで生まれる経年変化についても皆様の参考になればと、お話しもしたいと思います。


同じレザーという素材であっても、動物の種類や革の性質によって、その表情は大きく異なります。


もちろん、鞣し方や仕上げによっても違いはありますが、今回はそれぞれのレザーが持つ一般的な特徴を踏まえながら、個人的な印象も交えてご紹介します。


BUFFALO LEATHER


無骨さと重厚感。


バッファローレザーの魅力は、なんといってもその重厚感。


革本来の力強いシボや、どこか荒々しさを感じさせる表情が特徴的です。


一般的に繊維が太く、しっかりとした質感を持つものが多く、革そのものに存在感があります。


個人的には、ヴィンテージのワークブーツやミリタリーブーツのような、少し男臭さのある雰囲気を感じる素材です。


そして、バッファローレザーの魅力は履き込むことで、より一層引き立っていきます。


甲の屈曲部分には大きく深いシワが入りやすく、革の厚みや硬さによって、そのシワが立体的に浮かび上がります。


もともと持っているシボと、履き込むことで生まれるシワが重なり合うことで、より荒々しく、力強い表情へと変化していく。


新品の状態が完成形というよりも、履き込んでいく過程そのものを楽しめるレザーだと思います。


綺麗に履くことももちろん素敵ですが、多少の傷やシワも含めて、自分だけの一足に育てていく。


そんな付き合い方が似合う素材ではないでしょうか。


無骨なスタイリングや、ヴィンテージのワークウェア、ミリタリーアイテムがお好きな方には、特におすすめしたいレザーです。


LAMB LEATHER


繊細さと上品さ。


一方で、ラムレザーはバッファローレザーとは対照的な魅力を持っています。


ラムレザーの特徴は、非常に柔らかく、しなやかな質感。


革そのものが持つ繊細さや、滑らかな表情が印象的です。


バッファローレザーが力強さを感じさせる素材だとすれば、ラムレザーはどこか上品で、洗練された印象を与えてくれます。


履き込んでいくことで、甲の部分には比較的細かなシワが生まれ、足の動きに合わせて革が自然に馴染んでいきます。


深く刻まれるようなシワというよりも、柔らかな革が足の形に沿って変化していくようなイメージです。


経年変化によって生まれる表情も、バッファローレザーのような荒々しさとは異なり、繊細で落ち着いた雰囲気があります。


個人的には、モードなスタイリングや、少し綺麗めなファッションとの相性が良いと感じています。


シンプルな装いの中に、素材そのものが持つ上品さを取り入れる。


そんな楽しみ方ができるレザーではないでしょうか。


革を選ぶということ。


バッファローレザーとラムレザー。


どちらが優れているということではなく、それぞれに異なる魅力があります。


力強く、無骨な経年変化を楽しむバッファローレザー。


柔らかく、繊細な経年変化を楽しむラムレザー。


同じデザインのブーツであっても、使用するレザーが変わるだけで、その印象は大きく変わります。


また、天然皮革である以上、同じ種類の革であっても、シボの入り方や質感、履き込んだ際のシワの現れ方には個体差があります。


さらに、鞣し方や仕上げ、革の厚み、日々の履き方によっても、その表情は変わっていきます。


だからこそ、革製品は面白い。


均一ではないことや、時間とともに変化していくことも、天然皮革ならではの魅力だと思っています。


新品の状態だけで判断するのではなく、数年後にどのような表情になっているのか。


そんなことを想像しながら選んでいただくのも、革靴の楽しみ方のひとつではないでしょうか。


皆様のライフスタイルや、普段のスタイリングに合った一足を見つけていただければ幸いです。


ということでぜひご参考までに!

────────


竹部さんからバトンタッチです。


熱中しすぎるとついつい長くなってしまいますが、

それほどの熱量を持っているという裏付けだと僕ら自身の中でポジティブに捉えておきます。

紹介した以外の型もございますので、是非ご覧ください。



HANNES / DERBY - BLACK

SIZE 40,41

PRICE 111,800(tax in)

【26AW】SINE COSINE HANNES / DERBY - BLACK
¥118,800.00
購入する


HANNES / CHELSEA BOOT - BLACK

SIZE 40,41

PRICE 139,700(tax in)

【26AW】SINE COSINE HANNES / CHELSEA BOOT - BLACK
¥139,700.00
購入する

僕達が愛してやまない、最高の一足、ブランドです。


値段は高く、決して簡単な買い物ではないと思います。

それでも後悔を感じさせないほど、人生に寄り添う一足を提案できると僕達は信じています。


そして最後に大量生産された製品やフェイクレザーとは異なる、天然物ならではの風合いや、職人の手仕事によって生まれる表情を、ぜひお楽しみいただければと思います。


天然皮革には、それぞれに個体差があります。

革の表面には「生前傷」と呼ばれる、動物が生きていた頃についた傷が残っていることもあります。

また、シボの入り方や色の濃淡、質感なども、一枚一枚異なります。

それらは決して均一ではなく、天然の素材だからこそ生まれる表情でもあります。


素材本来の特徴や、職人の手仕事によって生まれる違いには、工業製品の均一さとは異なる魅力があると考えています。


同じモデル、同じサイズであっても、まったく同じ表情を持つ一足はありません。

だからこそ、革靴との出会いには、どこか運命的なものを感じます。


最初から完璧な表情を求めるのではなく、履き込むことで生まれるシワや艶、日々の生活の中で刻まれていく時間も含めて、自分だけの一足に育てていく。


そんな楽しみ方があってもいいのではないでしょうか。

天然皮革が持つ個性と、職人の技術。

そして、皆様それぞれの時間が重なることで完成していく一足。


ぜひ、その過程も含めて楽しんでいただければ幸いです。


店頭、オンラインストアにて。SINE & COSINEの良さを語らせてください。

お待ちしております。


成雅

Instagram :


【ASOBINoBA】

Address : 〒951-8061 新潟県新潟市中央区西堀通5番町856-2

Instagram :



 
 
 

コメント


Recent Posts
Archive
Follow Us
  • Black Facebook Icon
  • Black Twitter Icon
  • Black Pinterest Icon
  • Black Instagram Icon
bottom of page